習い事の先生へのお歳暮 — 相場とマナー
ピアノ・書道・そろばんなど習い事の先生へのお歳暮は3,000〜5,000円が目安。ただし「お気持ちだけで」と辞退する教室・受け取らない先生も増えており、まず教室の慣習を確かめるのが先です。夏のお中元を贈った相手なら、一年の締めくくりとしてお歳暮も揃えるのが自然。相場と冬向けの品選び、時期を過ぎたときの表書き、連名でまとめる方法までまとめました。
まず教室の方針を確認
「お気持ちだけで」と辞退する教室や、受け取らない方針の先生も多くいます。月謝の規約や先輩の保護者に確認し、渡していないのに一人だけ贈るのは避けます。お中元を贈らなかった相手に、お歳暮だけを急に贈ると気を遣わせることもあるので、始める年は年末の一回で様子を見るのが無難です。
相場と冬の品物の選び方
月謝の半月〜1か月分が一つの目安。冬向けの消えもの(焼き菓子・コーヒー・紅茶・海苔・日持ちする佃煮など)が無難です。年末は先方も贈答品が重なり生ものは傷みやすいので、日持ちする品を選びます。かさばる物や重い物は持ち帰りの負担になるので避けます。
贈る時期と表書き
12月初旬〜20日頃までに。表書きは「御歳暮」。年内に間に合わなければ「御年賀」(松の内=関東は1月7日頃まで)に、それも過ぎたら「寒中御見舞」に切り替えます。発表会・進級のお礼とは別の機会として考えます。
個人で贈るか連名か
子どもの習い事なら保護者から先生へ。教室やグループの連名でまとめて贈ると、先生のお返しへの気遣いも軽くなり、一人あたりの金額も抑えられます。お中元を連名で贈ったなら、お歳暮も同じ顔ぶれで揃えると先方も対応しやすくなります。
そもそも習い事の先生にお歳暮は必要?
必須ではありません。辞退する先生や受け取らない教室も増えています。まず慣習を確認し、無理に贈らないのが基本。日頃の月謝で十分という考え方も一般的です。
お中元とお歳暮、どちらか一方に絞るなら?
一年の締めくくりの挨拶であるお歳暮を残します。お中元だけを贈ってお歳暮を省く形は不自然とされるため、負担なら年末のお歳暮一回に絞るのが角の立たない整理です。発表会や卒業などの節目の御礼と重なる年は、そちらを優先しても失礼にはあたりません。
お歳暮は毎年のこと。去年と同じにならないよう、贈ったものを残しておくと選びやすくなります。