両親の敬老の日 — 相場とマナー
実の親(自分の父母)への敬老の日の目安は3,000〜5,000円。ただし敬老の日は本来「孫から祖父母へ」の日で、孫がいない・まだ現役の親に子から贈ると「年寄り扱い」と受け取られることも。まず贈るかどうかの見極めが先です。始めどきの目安、母の日・父の日との年間の組み立て、「敬老の日」の名を前に出さない贈り方までまとめました。
まず「贈るかどうか」を見極める
敬老の日は本来「孫から祖父母へ」の日。孫がまだいない、60代で現役、という親に子の立場から贈ると「年寄り扱いされた」と感じる方もいます。孫が生まれた・古希(70歳)を迎えた・定年退職した、あたりが自然な始めどきです。まだ早いと感じるうちは、母の日・父の日で気持ちを伝えれば十分。無理に始めて毎年の義務にしないのが、長く続けるコツです。
金額は控えめに
相場は3,000〜5,000円。もらう側の希望額は6割が「3,000円未満」という調査もあり、高価な品はかえって気を遣わせます。花・和菓子・お取り寄せなどの消えものか、孫の写真・一緒の食事といった思い出に寄せると、金額の多寡は気になりません。老眼鏡・杖など「老い」を連想させる品は、本人の希望がない限り避けます。
「敬老の日」の名を前に出さない
のし紙やメッセージに「敬老の日おめでとう」と大きく書くと、かえって角が立つことがあります。表書きは無地のしや「御礼」、言葉は「いつもありがとう」「季節のごあいさつ」程度に留めます。花を贈るなら名目を添えすぎず、ふだんの感謝として渡すのが、実の親には最も自然です。
母の日・父の日との年間の組み立て
5月の母の日・6月の父の日に贈っているなら、9月の敬老の日は軽くする方が続きます。年3回すべてに力を入れると「また?」となり、翌年の負担にもなりがち。一年でどの回に力を入れるかを決めておくと迷いません。贈ったものを控えておけば、去年との重複を避けて「次の一品」を選べます。
実の親に敬老の日を贈るのは変?
必須ではありません。本来は孫から祖父母への日なので、孫の誕生・古希・定年など節目を機に始める家庭が多数派です。親がまだ現役なら、敬老の日にこだわらず母の日・父の日に寄せる方が自然です。
母の日も父の日も贈っている。敬老の日も要る?
年3回は多いと感じる家庭もあります。敬老の日は軽くする、または一年で一番力を入れる回を決めておくと続けやすくなります。過去に贈ったものを記録しておくと、重複を避けながら毎年の予算を組めます。
敬老の日は毎年のこと。去年と同じにならないよう、贈ったものを残しておくと選びやすくなります。